DHA、EPAとは?手軽にとる方法

DHAEPAは、血液をサラサラにし、血行を良くしたり、コレステロール値を抑えたり、神経細胞を活性化させ、記憶力や学習能力を高めるなど、とても魅力的で、毎日欠かさずとりたい栄養素です。

 

DHAEPAは主に青魚に多く含まれるため、普段の食事で魚をとるように心掛ければ良いのですが、料理をされない方は調理するのが面倒であったり、魚自身も意外と値段が高かったりとなかなか魚を食べようという気にならない方も多いと思います。

 

そもそもDHAEPAとは?

EPAは血液をサラサラにして血栓を防ぎます。

また血管を拡張し、血行を良くする働きもあります。

さらに、中性脂肪、LDLコレステロールを減らしHDLコレステロールを増やしてくれます。

 

DHAEPAと似た働きをしますが異なる点としては、記憶や学者能力の向上に効果がある点です。

EPAは脳の入り口である脳関門というところを通過できないためEPA自体はDHAのような脳に対する効果はありません。

DHAは脳の神経細胞であるニューロンの先端に多く含まれるため、情報伝達をスムーズにして、記憶力や学者能力を高めてくれます。

認知症にも効果的です。

 

また、中性脂肪を減らす効果や血栓を防ぐ効果はEPAの方が高く、LDLコレステロールを減らす効果はDHAの方が高いと言われています。

 

DHAEPAを豊富に含む魚を手軽に食べられる方法としてオススメしたいのが魚の缶詰です。

魚の種類は、サバ、イワシ、サンマなどで、だいたい100〜200円程度で買うことができ、スーパー、コンビニでも売っています。

また、親切なものは成分表示にDHAEPAの量が書かれているため、その1缶でどれだけ摂取できるかがすぐにわかります。

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私も実際にスーパーでイワシの味噌煮の缶詰を買ってみました。

表示を見るとDHA1490mg、EPA2300mgと書いてあり、これを100円で買いました。

私はサプリメントでとることもしばしばありますが、缶詰1缶に含まれるDHAEPAの量はとても豊富で一般的なサプリメントでとる量と同じくらいとれます。

とはいってもコスパでいえばサプリの方がおそらく良いのでどちらが良いとは断言できませんが、DHAEPAを継続的にとりたいと思っている方にはぜひおすすめしたいとり方の1つです。

またサプリとは違って目的の成分だけでなく、カルシウムやタンパク質など体にとって必要な他の成分も同時にとれるため魅力的だと思います。

 

気をつけてほしいこと

魚の種類や同じ魚でもメーカーや製造方法の違いによって含まれるDHAEPAに結構違いがありました。

そのため実際に選ぶときは価格と成分表示を見ながらよりたくさんDHAEPAが含まれるものを選びましょう。